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第7回
今回ちょっとマジで提案(もちろん今までもマジですよ)!こんなホテルどーっすか?!?

シティホテル 営業企画担当者 御中
『シティホテル新業態プラン』
時下、益々ご清栄のことと、お喜び申し上げます。
この度は、勝手にプレゼンさせていただく非礼、お許しください。
深刻化するホテル不況
長引く不況で、ホテル業界は厳しい局面に立たされています。現在、業界全体の6割が経常赤字。倒産件数に至っては、昨年に比べて2倍以上のペースで進んでいます。まさに、ホテル冬の時代です。
ホテルの収益の柱は、大きく3つ。「宿泊」「宴会」「レストラン」です。現在、この全ての収益が低下。宿泊客は減少し、宴会は減る一方、レストランに至っては、フレンチから鉄板焼きに業態を変えた店もでてきました。
その一方で、新規ホテルの建築が相次いでいるのも事実。その傾向は2つの流れにあります。1つは、渋谷の「セルリアンタワー東急ホテル」などの大型ホテル。もう一つは、六本木の「ホテルバーデン六本木」などの低価格を売りにしたホテルです。
その結果、ホテル界は、御三家や新御三家などに代表される大型ホテルか、前述の低価格を売りにしたホテルへの二極化が進んでいます。その間にある、“普通”のホテルは苦境に立たされているのです。
このままでは、中途半端なホテルは、早晩淘汰される危機にあります。
客をホテルに呼ぶ、何か新しい付加価値(アイデア)が必要。
そこで、今回提案するのは、新たなホテルの業態プラン。その内容は…

タイムホテル』
タイムホテルは、「時間」を売りにしたホテルです。宿泊客は、過去や未来のご希望の日から、一泊二日の宿泊が可能です。例えば、1991年12月3日から一泊二日の宿泊プランなら、部屋に入ると、そこは1991年12月3日の部屋。テレビ番組も、配達される新聞も、全て1991年12月3日のものです。ルームサービスのディナーも、1991年12月3日当時流行っていたもの。例えば、デザートはティラミス…といった具合に。彼女と始めて一夜を共にした、10年前のあの日の感動を、もう一度体験できるのです。
また、反対に未来への宿泊も可能。例えば、2032年6月14日から一泊二日の宿泊プランなら、2032年6月14日を予見したサービスが受けられます。テレビは壁掛け3Dテレビ、電話はテレビ電話、ルームサービスはロボット、ディナーは宇宙食…という具合に。夢の未来旅行が、一泊二日で味わえるのです。
過去や未来の好きな時代への一泊二日の宿泊が可能。それが、タイムホテルです。どの時代を選ぶかは、お客様の自由。但し、ホテルのある時代にした方が無難かと…。

(C)RECRUIT
不況の時代を乗り切るには、新しいアイデアが必要です。
タイムホテルは、誰もが夢見る
「時間旅行」が手軽に体験出来る、夢の宿泊プラン。

何卒、ご検討頂きますよう、お願い申し上げます。


いかがでしょう?
「タイムホテル」。
思い出のあの日に宿泊するもよし、未来の生活を一泊二日で体験するもよし…使い方は、お客様次第。
今の科学技術では、まだタイムマシンで時間旅行はできませんが、それに近い感動は、きっと提供できると思います。
ホテルは「ルームサービス」が命。ならば、これぞ究極のルームサービス。もし、このプランにご興味がおありでしたら、当方までご一報を。

さて、次回は、インターネット業界に、新たなマーケットプランをプレゼンする予定。乞うご期待!