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第6回
BSデジタル放送、これで視聴者は大幅アップ!?

BSデジタル放送局 編成担当者 御中
『BSデジタルTV 起死回生編成プラン』
時下、益々ご清栄のことと、お喜び申し上げます。
この度は、勝手にプレゼンさせていただく非礼、お許しください。
BSデジタル開局1周年
昨年12月1日金曜日。午前11時という、実に中途半端な時間に始まったBSデジタル放送。ハイビジョン、インタラクティブ、16:9の横長画面…まさにそれは、新世紀に相応しいテレビの出現でした。
…のはずだったのですが、蓋を開けてみれば、加入者数は、総務省が提唱した「1000日1000万台」のペースを遥かに下回る低迷振り。開局から1年を経た今でも、学校や職場で、BSデジタルテレビが話題に上がることは、まずありません。
BSデジタルが、かくも普及しなかった要因は、ただ1つ。BSデジタル業界が、その「売り」を読み違えたことです。メーカー始め、局は、「ハイビジョン」より「インタラクティブ」の方を、「売り」の第一に選んだのです。
その結果、何が起きたかと言うと、生産量を少なめに設定したハイビジョンテレビは高騰。そして、BSデジタル各局は、インタラクティブ番組を積極的にPRしたものの、それらの多くは魅力に欠けたものでした
考えてみれば、「インタラクティブ」の面では、BSデジタルよりインターネットの方が遥かに上。それに比べ、電化製品店の店頭で、ハイビジョンテレビを見て、純粋に映像の美しさに驚かれた方は少なくないでしょう。
ともあれ、結果として現在、BSデジタルは、先の10月改編で広告収入は激減。
制作費も4割カットを命じられ、番組の質を下げる“悪循環”に陥りつつあります。
今回提案するのは、そんな苦境のBSデジタルを救う起死回生の編成プラン。
それは…

イエスタデイTV』
どうせ予算は少ない。ならば、BSデジタルのオリジナル番組を、思い切って全て廃止し、昨日、地上波で放送された番組を、そのまま朝から深夜まで流すのです。ニュースもドラマもバラエティもCMも…1秒たりとも変えずに、全てそのまま流すのです。番組というのは、どんなに優秀な番宣コピーよりも、翌日、教室や職場で友達から言われる「昨日のアレ、面白かった」に勝る番宣コピーはありません。
これまでは、友達の感想を聞いては、それを見てなかった自分を激しく責めたものでした。ドラマなら、まだ再放送やビデオ化も期待できます。しかし、バラエティには、それは期待できません。いわんや、ニュースのNGや、お色気番組の放送コードを破るハプニングなど、もう一度見たいシーンに限って、二度と見ることは出来ませんでした。
しかし、「イエスタデイTV」なら、それが出来るのです。友達の感想や、インターネットの掲示板から取り入れた豊富な予備知識をもとに、昨日の番組を存分に楽しめるのです。見逃したエッチなシーンも、今度はちゃんとビデオをセットしながら見られるのです。
但し、サバイバーや推理ドラマを楽しみたい人は、また別の話ですが…。

(C)RECRUIT
忙しい世の中、見逃した番組は数多くあります。
しかし、「イエスタデイTV」があれば、そんな悲劇は無用。
何卒、ご検討頂きますよう、お願い申し上げます。


いかがでしょう?「イエスタデイTV」。
テレビ好きの我々にとって最も悔しい行為は、朝、職場や学校で、自分の見ていない昨日のテレビの話題をされることです。もし、タイムマシンが開発されたら、我々は真っ先に、これまで見逃した番組を片っ端から見まくることでしょう。そのくらい、見逃した番組というのは、ストレスなのです。
しかし、「イエスタデイTV」があれば、そんなストレスは一気に解消。
どうです?番組制作費も削減されたことだし、一つ、お考えになりませんか?ご興味があれば、当方までご一報を。

さて、次回はホテル業界に画期的なプレゼンを行う予定。乞うご期待!