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第22回

プロ野球球団 御中
時下、益々ご清栄のことと、お喜び申し上げます。
この度は、勝手にプレゼンさせていただく非礼、お許しください。
プロ野球人気が凋落の一途にあります。昨年、巨人戦の視聴率は史上最低を記録。観客動員も、セ・リーグは13試合も増えたのに逆に減少する始末でした。
 要因は、なんと言ってもイチローの移籍によるメジャーリーグ人気の沸騰。そして何より、日本のプロ野球自体に魅力がなくなってきたことが上げられます。
 今年も、ヤクルトの石井や横浜の小宮山などがメジャーに移籍。このまま放っておくと、優秀な人材がどんどんメジャーに流出する恐れがあります。
そうなると、観客は益々減り、球団の赤字も増加。
「身売り」を訴える球団が現れるでしょう。
今回提案するのは、そんな危機的状況のプロ野球界への「観客動員増加秘策」。
プロ野球はファンあってのもの。「監督民主主義制度」は、現在の監督を廃し、「監督権」を観客に委ねる制度です。観客の手元には意思表示スイッチがあり、例えば「そろそろ上原も代え時かなー」と思えば、手元のスイッチをON。その意見が過半数を占めれば、「交代」が成立する仕組みです。もちろん、その日のスターティングメンバーも、オールスター戦のごとく観客の投票で決まります。最近のファンの目は肥えているので、ヘタな監督が指揮するより、よっぽど間違いがありません。しかも観客自らが試合に責任を持つので、点差が開いても途中で試合を捨てて帰るワケにはいかず、最後まで選手と一丸となって盛り上げます。これまで、負けた試合は、観客は監督に責任を押し付ければ済みましたが、コレからは自責の念に駆られるのです。また、彼ら一人一人の投票結果はデータ化して蓄積。正しい選択を繰り返した観客には、より多く足を運んでもらえるよう割引券が配られます。但し、采配ミスを繰り返す観客には、「出入り禁止」の措置も…。
観客が当事者意識を持って試合に臨めば、勝っても負けても、
彼らは次の試合も采配を取ろうと「リピーター」になるのは必至。
何卒、ご検討頂きますよう、お願い申し上げます。


いかがでしょう?「監督民主主義制度」。考えてみれば、プロ野球ファンというのは、常にスタンドやテレビの前で、「監督」となって、観戦しているもの。「そこで元木を出さなくていつ出すのよ?」とか「もうちょっと桑田をガマンして使えないかなー」等々。彼らの意見を集約すれば、必ずや理に敵った采配になるはずです。コレなら、負けても監督や選手にヤジが飛ぶことはないし、ましてや帰りのバスに生卵が飛ぶこともありません。采配の責任は、全て観客自らにあるワケですから。
このプランに興味があれば、当方までご一報を。

さて、次回は、不況の雑誌業界を救う、画期的な雑誌創刊の企画をプレゼン予定。乞うご期待!